もうひとつの朝市前の決まりきった仕事、チラシ配り。
一週間前の日曜日は勝沼町内をまわる。いつもはチャリだけど、こんな天候(秋雨)なので仕方なく車で。
途中、朝市会場近くの民宿に立ち寄ると、何やらダンボールやスコップを持って走っている人、そして駐車してある赤い車の周りを数名が取り囲んでいる。
「どうしたんですか」と見るや前輪が見事に埋まっている。一所懸命押し出そうとしていたので私も手を貸したけど・・こりゃだめだ。
この類のことは、私とてもお得意なので
「エンジンをしょっている前輪がこれだけ沈んじゃうと人の手で押し出すのは大変だし、スコップで掘って手前の土をどかすのも大変だから他の車で引っ張りましょう」
ところがワイヤーも牽引ロープも無い、と来たモンダ!
はて・・・どうしよっ。
ひらめいた!「なんでもいいからロープあります?」と民宿の女将さんに。
「こんな細いのしかないんだけど・・・」
と女将さんが持ってきてくれたのは9mmのロープ。
はーい大丈夫ですよ。輪をつくってくぐらせて、くぐらせてこうすれば耐久力バッチリでしょ。民宿の軽バンで引っ張って見事に脱出成功。
パンツと靴は見事に泥だらけになっちゃったけど、民宿の女将さんからぶどうのプレゼント。
「ありがとうございました」
いえいえ恩返しですから。
「??恩返し??」
私、4年前に始めて朝市のチラシ配りで歩いたときに・・・
まだまだ無名な朝市のその頃のホームページに載せた話↓
20030824の記述
「こうゆうふうに朝市とかがんばってくれる人は尊い」と涙が出るような励ましのお言葉。真夏に自転車の私をみて冷たいデラとサイダーをごちそうしてくれました。200308撮影
そんなふうに私を勇気付けてくれた女将さん
だから「御安い御用っすよ。何しろ喉が渇いていて死にそうだった私の命の恩人ですから!」
posted by かつぬま朝市ウェブマスター at 22:00|
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チラシ配り
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