新年明けましておめでとうございます。
平成22年の幕が開きました。
かつぬま朝市も今年4月で8年目に突入します。
昨年もかつぬま朝市からたくさんのことを学ばせていただきました。
〜地域で淡々と朝市を続けていくためのレッスン〜・なにをするべきかより、なにをしないべきか
・どうやって手を抜くか
・待つことの大切さ
・本当のおもてなしそれらは「学校」や「行政から」や「まちづくりや地域振興関係の講演会」や「俗に言う仕掛け人から」は決して学ぶことのできないことばかりです。
各地から視察団がやってきてくれました。他にも私がお話をさせていただいたきっかけで「市」が始まったところがいくつかあったようです。
視察では・・
問「来場者はどれくらいですか」
そんな質問を受けます。
私「さあ〜数えたことありませんし」
つれない答え。。ごめんなさい。
問「じゃどの位の売り上げがあるんですか」
私「さあ〜どうでしょう。だいたいxxxxぐらいだと思います」
またまたつれない答え。。
驚愕の数字を並べてみたいけどね。
所詮3時間だけしかも野原。何にも鳴り物が無く、迷惑顧みない住民が、誰にも期待されずに、勝手にはじめちゃったてづくり市、だからね。7年経過しても所詮、ね。
いまだに、何も仕掛けがない、素人が市をやっているもんで。
でもね、そんな素人運営者をサポートするがのごとく出店している皆さんが素晴らしいんです。
皆さん“かつぬま朝市におけるお金というもの”をよくわかっていてくれているんです。
「お金」それによる売り買いはもちろん大切です。だからといってお金をお金の価値としてだけに使っているのが惜しいそんな皆さんばかりです。かつぬま朝市でよくわかります。
初めて出店したkさんは朝市で売ってお金にすることをためらっていましたが、自分の桃の瓶詰めがおいしかったと再び買いに来てくれた人に涙しました。趣味のジャムを販売したお金が、家のお金でなく、自分のお金と言うことに感動していました。使わなくなったおもちゃ我が子に1円で販売させました。価格付け、ラッピング、接客、お釣り計算などを学ばせませました。お金を対価として目に見えない何か、を、届けたり、得ている、のだと思います。自動販売機に流し入れるお金とはまったく別物のお金が存在しているのです。
たった1円でも○万円にも匹敵する価値があるときもあるかもしれません。
だからいくらお金が動いた、ということよりも、お金と一緒にどれだけの思いが交換できたかが大事、といったところでしょうか。
リーマン兄弟が転覆したって、かつぬま朝市はのら〜り、くら〜りやってこれたのもお金にそんな価値を見出しているからでしょうか。
年明けから、わかったような、わからんような話ですいません。
今年もあと丸々1年となりましたがどうぞよろしくお願いします。
初かつぬま朝市は2月7日(日)にいつもの時間、いつもの場所で開催します。
いつもの皆で皆様のご来場をお待ちしています。
そして何より、出店してくださっている皆様、昨年同様のお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
posted by かつぬま朝市ウェブマスター at 00:00|
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