■演題…日本の近代化と甲州財閥
増穂町在住の作家 江宮隆之氏は訥々と語り始めた
甲州財閥とは甲州商人とのこと、映画「きつねとたぬき」のおかげでせこさの象徴のように言われた甲州商人。けどね・・
裸一貫でもくじけない、型破りで反骨精神の持ち主、巧妙に不利にならぬように動き、そして何より個性的で精力的な甲州財閥は首都東京の乗物や電気といったインフラ整備にいち早く目をつけ近代化を促進した・・。
さらにかっこいいじゃん、「安田」や「三井」ととどろく名前が残っているわけでもなくひとからげで「甲州財閥(しかもマイナー)」と呼ばれ、そのひとからげでもマイナーだし。
でもね世界に日本たるやを魅せしめた「乗物」と「電気」の発展の立役者だったんだ。
男だねえ。若尾逸平さん、雨宮敬次郎さん、根津嘉一郎さん、小野金六さん。そしてその奥さん方大変だったでしょ。
ここにまた甲州の誇りがありました。
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