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2007年12月07日

実現したいセミナー その2

そしてやってみたいセミナーもう一丁!こちらも伝統の技。

これは“ワインを注ぐ”というそれだけの動作に中に「もっと飲めし(もっと飲んでよ)」「飲みが足りないじゃん(飲みが足りないよ)」「おまんは仲間だ(あなたは仲間だ)」「俺んとーがつくったぶどうのワインだぞ(俺達が作ったぶどうのワインだぞ)」といった思いがしっかりと込められる。まあどちらかというと葡萄酒を注ぐといった感じですけど。

残念ながら・・今でこそビールや焼酎にとって変わられましたが、勝沼では祝儀や不祝儀や他集まりには決まって一升瓶のワインが座卓に並べられていました。さらに湯飲みの茶碗も並べられています。

注ぎ手はもちろん男です。さっきまで野良でぶどうの枝の剪定をしていたそのゴツイ手が一升瓶の底を手のひらに乗せてわしづかみにする。
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そのまま注ぎ口を湯飲み茶碗めがけて傾けていく、このときに腕の血管が浮き上がる。注ぎ口が湯のみにかすかに当たった瞬間にワインが注ぎ口から流れ出て茶碗に広がる。

この茶碗も少し大きめのゴルフボールの様なディンプルがついているタイプが一般的。多少手元が緩んでも茶碗を滑らすことは少ない。どうですか。これがいわゆる勝沼流です。
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かつて甲州ぶどうの生産が過剰になり、ワイン醸造会社が市場にあふれたぶどうを農家から買取り、そのお礼に「ワイン愛飲運動が起こった」という話もあります。そんなところもこの「公共の場にワイン」を持ち入れたのかもしれません。(ちなみの朝市会場の正面がこのワイナリーです)

そしてこの伝統の注ぎ技をかつぬま朝市ワインセミナーで初披露して大喝采を浴びたのが、かつぬま文化研究所常務理事&ふたみかい切り込み隊長&かつぬま案内処所長&本職はお堅いn村氏。一升瓶に言葉を語らせてしまったのです。この達人も「まだまだ俺なんか」と謙遜していましたが「おぬし、できるな。の域に達していたことは間違いありません」
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さて私、かつぬま朝市での勝沼民族文化セミナー実現に向けて一升瓶ぶら下げて説得に励みますが、いつもミイラ取りが大虎になって帰宅して怒られています。
posted by かつぬま朝市ウェブマスター at 22:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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