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2006年11月07日

社会人の仲間入り

「ウエブマスター(会長)さん!私、この年で初めて社会人になった感じ!」そう話し掛けてきたのは「ジャム工房田口」さん
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田口さんは勝沼町内でご主人と青果店を営んでる。そしてそのかたわら趣味でジャムを作っていた。1年ほど前、近所のお友達と朝市に出店してお手製のジャムを販売してみた。すると評判がすこぶるよくリピーターも来るようになった。

家業では稼いだお金は家のお金。ところがジャムの売上金は田口さんのお財布へ「たいした金額じゃないけど、なんかすごくうれし〜い」と子供のよう。

そしてANAの機内誌「翼の王国10月号」でかつぬま朝市のおすすめ品として田口さんのジャムが紹介された。その雑誌を見た人、数名ががわざわざ遠方各地から11月のかつぬま朝市を訪れ田口さんのジャムを買い求めてくれた。

田口さん満面の笑みで「なんか私が認められた感じ、今までは主人と2人で野菜を売っていてそれが当たり前だった。稼いだお金だって私には家計費とか教育費として使ってきて自分のお金として使ったことはなかった。でも自分の趣味のジャムを作って、それをおいしいと言って買ってくれて・・・そしてお小遣いも入るし。生まれて初めて社会人になった感じ。本当にそういうきっかけを作ってくれた『かつぬま朝市』に感謝してる!と語ってくれた。

うれしかったなあ。そういえば家庭の主婦、とくに農家や自営業の奥様たちは「私」の物って携帯電話ぐらいしかないのかもしれない。家族のため、お付き合いのために使えるお金はあっても自分のためのお金や、もしかしたら時間すらもないのかも。何をやっても「店」とか「家」の中の「奥さん」であって決して個人ではなかった。

田口さんは今、朝市に出ることによって田口さん個人の作ったジャムが認められ、それを求める人から対価としてお金を得ることができることを、本当に幸せそうに話してくれた。
posted by かつぬま朝市ウェブマスター at 20:41| Comment(0) | 出店者・店子さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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