ファーストトライではグラスの切込みが十分でなくグラスが入らないという致命的なミスを犯してしまった。これには列記とした理由がある。ぶどう祭りで使用される勝沼町オリジナルワイングラスの脚の部分の太さがマチマチ。たまたま基準にしたグラスの脚の太さが他のより細かった。実験では「いい感じで収まっていたのに」いざ祭り会場でグラスを・・ありゃ?入らねえー。
そして2年目グラスの収まりはいいのだが、どうしても片手はワイングラスホルダーを持たなければならない。残った手でワインと箸を使うような料理は楽しめない。つまり完全なるハンズフリーを求められた。
その改良型が今年の肩からかけるワイングラスホルダーだ。にわかに雨が降り出した会場、いよいよワイングラスホルダーが日の目を見るときが来た。傘をさしている人もちらほら。やおら、人だかりの多い朝市会のブースの前に躍り出た。
「さあー皆さん、お耳をご拝借。勝沼のぶどう祭りワイングラスを片手においしいお料理を!でもあれれ?雨が降ってきちゃいました。さあ傘を差さないと濡れちゃいます。そしたらあれれ・・・両手がふさがっています。どうしましょう。さあ、おめめをご拝借、コチラをご覧下さい。私がオススメするのがこれ!
かつぬま朝市オリジナルワイングラスホルダー
ワイングラスをここに引っ掛けて、お料理をここにおいて、しかも両手を離してハンズフリー!。さあ空いているお手手で傘をさしましょう。
さあこのかつぬま朝市オリジナルワイングラスホルダー、手間隙かかった力作を500円!そして今日はさらに朗報があります。このハンズフリーワイングラスホルダーを100円でレンタルしちゃいます! 会場の視線を一手に受けて一気にまくし立てる。皆さん「ハンズフリー!」の雄叫びの部分で大爆笑。でも・・・ただそれだけ。面白いもの見させてもらいましたーありがとね。という顔して去っていってしまった。
数回の興行は功を奏しなかったが、売子のおばちゃんたちがワイングラスを持って食べ物を買おうとしているお客さんにマメに声をかけると少しずつレンタルの注文が入った。おかげさまで15枚ほどがぶどう祭り会場で活躍しました。
よかったよかった。
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