うれしかった。。。この時期出始めの桃を持って桃の農家が何店も自分で出てくれたこと。
数年前までは農家さんが持ってきて店を出すなんて考えられなかったんです。
不思議でしょ。なぜかって?
それが産地ってもんなんです。
勝沼にはしっかりとした果樹(主に桃やぶどう)の販路があるんです。jaの出荷とか組合での出荷とか観光遊覧園での販売とか。
あとはまあ・・言いづらいんですが。産地が故、農家の方がけん制しあって朝市に持ってくることを嫌ったり、朝市で売ることを見栄えがいいもんじゃない、というような風潮もあるんです。
そんなわけで以前は本部が委託で桃を売るシステムをとらざるを得なくって。
かつぬま朝市やってて大変なことってこういうこともあったんです。産地の朝市なんだから地元の果樹がずらーっと並ぶのがあたりまえ、とお客さんは思う、けど、無い、だから取り繕う。
そういうのイヤでした。
だから農家の方たちが自主的に名乗り出てかつぬま朝市に出店する(しかもこの時期は農作業が忙しすぎて販促している余裕がない時に・・)なんてことは数年前のかつぬま朝市にとってミラクルに近いことだったんです。
またひと皮向けました。お後がよろしいようで。。 えっ?桃と掛け合わせてるって。ほんとやめてほしいでしょ、こういうの。まあそれだけうれしかったということで。