
かつぬま朝市を始めて4回目、5回目。この頃が一番悩んでいたかなあ。
会場は狭いし、駐車場もないし、出店も少ないし、夏で暑いし、お客さんは来ないし。
駅にゲリラでポスター貼ったり、町内チラシ配りに歩いたり、小澤氏なんか朝市当日スナックのママさんみたいに携帯で「ねえ〜○○さん、朝市来てよ」
でもだめな時って、押そうが、引こうが、叫ぼうが、泣こうが、すがろうが、ねえ。だめなものはだめ。そりゃお付き合いでは来てくれるけど、かつぬま朝市を好きになってなんかくれない。
そうなるとさ、始まるのが仲違いね。朝市会内部の。
あ〜すればいい、こ〜すればいい、あれがだめ、これがだめ、あの人はこうしそうなもんだ、あ〜しそうなもんだ、なんで朝出てこないんだ、なんで早く帰るんだ。
気合が入って一所懸命やろうとすればするほどギクシャク。
それでも志だけは高くて「ファーマーズマーケットだ」「地産地消だ」「地域振興のためだ」「遊休農地対策に一躍買おうぜだ」「楽しくやらなきゃだめだ」
たった数店の朝市の準備と片付けでヒ〜フ〜言っててお手伝いさんまで頼んでるのに「夢はでっかく、みんなで仲良く」なんて。。、笑っちゃうよね。
裏舞台はそんな感じで大忙しなのに、いざ本番のかつぬま朝市は閑古鳥。
「俺たちは何のためにやってるんでしょ?????」
もがけばもがくほど出口も灯りも見えず。勢いばかり良くても足元がふらふら。
そこまで行っちゃったら、少し吹っ切れた部分があったのかなあ。その頃からホームページ開設して失敗談なんかを載せていたら(っていうか、それぐらいしかネタがないので)ナント・・。
素朴さがよかったのか、ホームページのコンテストで優勝しちゃって。5万円ゲット!えっへん。苦境のかつぬま朝市少しだけ潤うーー。まあそれより、勇気付けられたというか。なんかやる気が出てきちゃいましたね。
つづく・・